猫がこの家を選んでやって来た

我が家では6年前から猫を2匹飼っています。

どちらも近所の野良猫だったのですが、 ある寒い夜、換気のために窓を開けていると、
痩せたサビ猫と小さくて弱っている茶白猫が、突然ぴょんと家の中に入って来たのです。

2匹とも健康状態も悪く、翌日も雪の予報だったので、仕方なく一時的に保護することにしました。

その時点では、もちろん家族として迎え入れるという選択はありませんでした。

——保護してから3日後、気がつけばクリスマスでした。
なんと、一年前に亡くなった愛犬の命日だったのです。
ちょうど一年前、愛犬を突然の心不全で亡くし、別れが悲しく辛すぎて、今後動物を飼うことはないと思っていました。

しかも、ふと茶白猫の背中の模様が、亡くなった愛犬を見下ろした形に見えたのです。 (愛犬は薄茶色のミニチュアダックスでした)

「猫に生まれ変わって、帰ってきたんだね……」

そう感じた瞬間、胸が熱くなり、家族と話し合った結果、2匹を私たちの家族として迎え入れることを決めました。

その後、動物病院へ連れて行き分かったことですが、この2匹、どうやら親子ではないらしく、 お姉ちゃん猫が、人間に助けを求めて弱った子猫を連れて来たのではないか、
ということでした。面倒見のいい猫は、稀にこういった行動をとることがあるそうです。

育児放棄や虐待のニュースが報じられる人間社会がある一方で、
こんなに愛に溢れた猫の行動を目の当たりにして、本当に感動した不思議な出来事でした。

猫たちと私たち家族の波動が、共鳴し合い引き寄せられた、
運命の出会いでした。


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