皆さん、今日は1月7日ですね。 七草粥、食べましたか?
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。 これぞ七草。
子供の頃、母が呪文のようにこの名前を唱えながら七草を刻んでいた光景を、今でも鮮明に覚えています。その姿を見ながら、七草粥を食べる日が特別な日だと感じていました。
七草粥は、植物の若芽を食べることでその生命力をいただき、無病息災を願う風習から生まれたものです。
また、年末年始のご馳走で疲れた胃腸を休めるための先人たちの知恵とも言われています。
お正月の華やかな食卓から一転して、シンプルで優しい味わいの七草粥をいただくことで、身体も心もリセットされるような気がします。
今朝は我が家でも七草粥をいただきました。
春の七草を刻んでお粥に混ぜたら、優しい香りがふわっと広がり、食卓にほっとする空気が流れました。一口食べるごとに、胃腸が喜んでいるような気がします。
忙しい日々の中で、こうした季節の行事を大切にする時間は、私たちに小さな安らぎを与えてくれますね。
皆さんも、七草粥を食べて一年の健康を祈りつつ、体を労わる一日をお過ごしください。
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