ゼロを1にするために—40代からの挑戦

長々とひとり言ですが、お付き合いください。

実は私、数年前からWebデザインの勉強をしています。
オンラインスクールに登録し、日々学びを深めているところです。

きっかけは、現在の総務の仕事が、近い将来AIに取られてしまうかもしれないと考えたことでした。
その時、「自分の強みになる知識や技術を身につけたい」と思ったんです。
さらに、ロシアのウクライナ侵攻やコロナ禍も考えるきっかけになりました。
国外に避難したエンジニアの方が「PCさえあればどこでも仕事ができる」と話しているのを聞いて、強く共感したのです。
コロナ禍でテレワークを導入する会社が増えたことも、働き方の選択肢が広がるきっかけになりました。


実際にWebデザインを学び始めると、その範囲の広さや奥深さに驚きました。
さらに、情報がどんどん更新されていくので、「ここがゴール」というものが明確には見えません。
ロードマップを探しても情報が溢れすぎていて、何を選べば理想に近づけるのか迷うばかりです。

「学びが完璧になってから仕事を受けよう」と思っていると、いつまでも何も動き出せない気がします。
これ、Webデザインを勉強している方なら共感していただけるのではないでしょうか。
学んでいくうちに、何度も何度も迷子になっています。

そして今や、ChatGPTのようなAIがコードを書いてくれる時代です。
「私、何を勉強してるんだろう?」
「こんなこと勉強して意味あるのかな?」
「勉強していない人だってAIでできちゃうじゃん」
そんなふうに考えがまとまらなくなり、プチパニックに陥ることもありました。

でも、実際にAIを試してみて分かったことがあります。
AIは完璧ではないんです。
AIにコードを書かせても、そのままでは使えないことが多く、人間がチェックして手を加えないと完成しません。

だからこそ、私が学んできたことは無駄ではないと感じました。
知識がある人とない人では、活躍できる場面が必ず違ってきます。
そう思うと気持ちが少し楽になり、また前を向いて頑張ろうと思えました。

年齢を理由に諦めず、「今日が一番若い日」と考えて、少しでも前へ進むしかありません。

今、何かを頑張っている人、これから何かを見つけたい人、あるいは何もやる気が起きない人。
ひとりじゃないですよ。
誰もが迷子になることはあります。

でも、少しでも歩みを進めれば、ゼロがいつかは1になります。
一緒に一歩ずつ進んでいきましょう。

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